レタス、食べてる?
付け合わせでよく見るけど、そのまま残しちゃうなんてことはないかな?
ヒラヒラ薄くてなんだか頼りなさげに見えるけど、味も栄養もなかなかバカにできない野菜なんだ。
せっかくだからレタスのことをもっと知ってもらいたいな。
そして、僕たちウィズファーム草津の高原レタスはレタスの中のレタス、選ばれたエリートレタスなんだ。まあ、僕がそう思ってるだけなんだけどね。
でも、僕たちのことを知ったらきっとそう思ってもらえると信じてる。
それでは、レタスの美味しさの秘密を見ていこう!

  • レタスってどんな野菜?

  • 水耕栽培について

  • 高原レタスができるまで

ウィズファーム草津で栽培されているレタスは主に3種類。そのなかには赤いレタスなんていうのもあるの。
サラダに使ったら美味しそうね。
でも、レタスって美味しいだけじゃなくて栄養もたっぷりなの。
優しそうな外見からは想像もつかないくらいにパワフルな野菜、レタスって実はすごいのよ!!

レタスの種類

フリルレタス

グリーンリーフの一種で、葉先がフリルのようにギザギザしているのが特徴。
食感は玉レタスと似ていてシャキシャキした歯触りがあります。少量でもボリューム感が出せるため、サラダに使用すると全体の見栄えを際立たせます。
草津のフリルレタスは甘みがあると評判です。

ロロロッサ

サニーレタスに近い種類。
シャキシャキ感とほろ苦さがうりのレタスで、葉先の色はアントシアニンによるもの。
サラダに彩りをあたえ、イタリアでは特に人気があります。
それにしても不思議な名前です。イタリア語でロロは彼(女)の、ロッサは赤いという意味だそうです。舌をかみそうな名前ですが食べる際は関係ありません。
当ドームのロロは発色が良好なのが特徴です。

グリーンリーフ

葉先がカールした結球しないレタス。
葉先が軽くカールしているのでカールレタスとも呼ばれます。
鮮やかな緑が持ち味で、葉先がカールしているのである程度のボリューム感も出せます。肉などの他の食材をまいたり、ハンバーグに使用したりします。
当ドームで栽培しているのはスターファイターという品種になります。

レタスの栄養

一般的な玉レタスは淡色野菜に分類されますが、植物工場で栽培されるレタスは緑黄色野菜(原則としてカロテン含有量が可食部100gあたり600μg以上の野菜)に分類され、抗酸化作用や免疫を増強させるといわれるカロテンが多く含まれています。
また、肌や皮膚を若々しく保つビタミンCや、血液の循環を良くし「若返りのビタミン」とも呼ばれるビタミンE、体内の余分なナトリウム(塩分)を効率良く排出し、むくみの改善や高血圧を防ぐ作用があるカリウムも豊富に含まれています。
生で食べる料理では栄養の残存率は高くなりますが、加熱するとカサが減って食べやすくなり、その分栄養分をたっぷり摂ることができるようになります。
さらに油と共に調理すると、カロチンやビタミンEの吸収がよくなるので、サラダ等生で食べる場合にも、ドレッシングを工夫してみましょう。

調理のコツ

加熱する場合はシャキシャキとした食感を活かすためにも、手早く調理しましょう。
また、レタスを鉄の包丁で切ると、切り口が短時間で変色してしまいます。
変色を防ぐには手でちぎるか、ステンレスやセラミックの包丁を使います。切ってすぐに軽く水洗いしたり、レモン汁を振りかけておくのも有効です。
それでも時間が経つと変色してしまうので、なるべく食べる直前に切るようにしましょう。

ウィズファーム草津では土を使わず、水だけでレタスを育てているの。
土を使わずに野菜ができるのかって思うでしょ!?
でも、成長に必要な栄養をキチンと与えてあげれば、栄養豊富で美味しいレタスがちゃんとできるの。
ここでは、その「水耕栽培」と呼ばれる仕組みを紹介します。

水耕栽培の歴史

 水耕栽培は19世紀中ごろドイツの植物学者ユリウス・フォン・ザックスと農業化学者W・クノップにより開発されました。その後1920年代から30年代にかけてカルフォルニア大学のウイリアム・F・ゲーリッケが屋外で大規模な商業ベースでの栽培に取り組みました。水耕栽培(Hydroponics)という言葉は彼が命名しています。
 意外なことに水耕栽培の普及を後押ししたのは第二次世界大戦でした。1945年にはアメリカ空軍が大規模な水耕栽培により前線の兵士たちに生鮮野菜を供給することを開始しました。戦後は多くの民間施設が建設され様々な技術革新を経ながら現在へ続いています。今では大規模なものから自宅の台所の脇でも栽培可能な小規模なものまで様々な水耕栽培システムが稼働しています。

水耕栽培のメリット

  • 1.安全・安心な野菜ができる

    露地栽培と違い閉鎖空間での栽培となるため、作業者の出入りに気を使えば病害虫の発生を低く抑えることが可能であり農薬の使用を極力減らすことが可能です。
    当施設は内部の気圧を高く保つことによりドーム形状を維持しています。従って入口をオープンする際は外に向かって空気の流れが発生しますので、害虫の侵入しづらい環境になっています。

  • 2.体にやさしい作業環境

    露地栽培では中腰になったり屈んだりして体に大変な負荷がかかります。当施設の栽培水槽は作業者の腰程度の高さであり無理な姿勢での作業の必要はありません。高齢者の方にも優しい作業環境といえます。当施設の平均年齢は・・・みなさん元気で若々しいですよ。

  • 3.環境にやさしい農業

    露地栽培では土の消毒や病害虫の防御のため継続的に農薬を使用してきました。継続する農薬使用は病害虫の耐薬性を高めるため、さらに強力な農薬を使用することになり益々環境負荷を増大させることとなります。植物工場は農薬の使用を極力抑えることが可能ですのでこうした環境負荷も少なくなります。当施設でも農薬をわずかですが使用します。使用する農薬は自然由来のものに限り安全性と環境負荷低減を追求しています。

  • 4.生産性の高さ

    植物工場の大きなメリットの一つに連作障害がでないことがあります。また露地栽培と違い気候の変動等の影響を受けないので年間を通じて安定した収量をあげられます。人工光型の植物工場では生育棚を多段式にして単位収量を大幅に増やすことが可能。

  • 5.機能性を高める野菜を栽培できる

    人工光での栽培では光源を工夫することにより、特定の機能を高めた野菜の栽培が可能です。腎臓病患者向けに低カリウムのレタスが販売されています。

ウィズファーム草津の高原レタスがどうやってできるか、ちょっとだけお見せしちゃいます。
土も農薬も使わずに、美味しいレタスができるんだって、これで分かってもらえるかな。
本当は夜の間にあたしが美味しくなるおまじないをしてるんだけど、それは内緒なの。

種まきから出荷まで

  • 1.播種作業

    一度に300粒種まきできる器具を使用し専用のウレタンに種をまきます。
    種まき後48時間後に発芽します。
    発芽倉でその後さらに2日間おいてから、ドーム内の育苗棚に移動します。

  • 2.移植作業

    種まき後1週間程度でドーム内の育苗棚に植え替します。
    専用シリンダーにウレタンごと植え替えします。

  • 3.定植作業

    育苗棚で3週間程度育てた苗を円形水槽に植え替えをします。
    この植え替えが終わった後は、植物が水槽内を外側に自動で移動していくために、植え替え等の作業は必要なく、収穫まで人手がかかりません。

  • 4.収穫作業

    定植後30日程度で苗が円形水槽の外側に達しますので収穫をします。
    その内側にあるのが翌日の収穫分、さらに内側が翌々日の収穫分になります。通常の場合収穫量は1ドームで1日400株程度です。

  • 5.収穫作業(2)

    収穫した野菜はプラスチックの籠に入れられて加工場への搬出を待ちます。
    レタス同士がぶつかりあったりして傷がつかない様丁寧に収穫していきます。

  • 6.収穫作業(3)

    収穫したレタスはドーム毎に直ちに加工場予冷庫に運び入れます。

  • 7.トリミング作業

    収穫した野菜の根を切り落とし、一つ一つ手作業で外側の不要な葉を取り除くとともに、製品の品質をチェックします。

  • 8.包装作業

    トリミングの終わったレタスを一つずつ専用の機械で包装をしていきます。